これが本当のマジカル

marny2004-08-06

私は手品が好きだ。夢があるし、「どうしてだろう?」と色々考えるのも楽しい。しかしあまり大掛かりな手品は好みではない。ひと昔前の、箱に入ってのこぎりで胴体を切ったりするようなのは、箱や舞台に仕掛けがあるのがミエミエで、眉に唾をつけて見てしまうからだ。やはり全くわからないようにやってもらって、「すご〜い」と純粋に楽しませて欲しい。

今から10年ほど前にいた会社では、定期的に大掛かりな会社行事があった。芸能人を呼んだりすることもあったのだが、ある年のゲストが引田天功(プリンセス・テンコー。プリンス・コテンコーじゃないよ←わかる人にはわかる)だった。彼女が今ほどメジャーになる前のことだ。彼女のステージはかなりの大規模だったが、私の心には何も響かなかった。途中でテンコーの歌コーナーもあって、それがまた昭和40年代の曲かというような時代錯誤のものだった。外国人には「エキゾチック!ジャパ〜ン!」(ちと違うか)とかってウケるのかもしれないが、正直日本人ウケするとは思えないステージだった。

で、なぜ今回手品の話をしたか。実は先日たまたま見ていたTVで、すごいマジシャンを知ったからである。彼の名は前田知洋。「どこから見てもどんなに近づいても分からない」ということで、それを自ら「クロースアップマジック」と呼んでいるそうだが、その手品は確かにスゴイものだった。

内容はトランプや紙袋を使ったテーブルマジックで、非常に地味である。またこのマジシャン自体の容姿が非常に地味(普通のスーツ姿だし)。喋りが上手く、一見何かのセールストークをしているかのよう。しかしステージを始めると、その進行の上手さもあって、見る者を強力に惹き付ける。水曜21時から日テレでやっている「ザ!世界仰天ニュース」(鶴瓶SMAP中居が司会)に不定期で出ているようだが、皆さんも是非一度見て下さい。オススメです。

(おまけ)この番組や、昨日パク・ヨンハ(今話題の「冬のソナタ」に出演している韓国の俳優/歌手)をゲストに迎えた「うたばん」でのSMAP中居の態度は、ゲストに失礼だと思う。非常に幼稚で、不快だった。おまけのおまけだが、SMAP繋がりで草薙君。最近大分生え際が来てます。注目して見て下さい。(^_^;)